ヒメカノ3
このリアルさがm&uの真骨頂！
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前作から再び1年を経て、ようやく登場した、シリーズ3作目のヒメカノ3です。奇抜なストーリ設定が故にヒメカノ3まできましたね。
m&u（エムアンドユー）作品はシリーズ化する事が恒例のようですね。m&u（エムアンドユー）の同人デビュー作の『中良し兄妹』は2010年8月から始まり、ほぼ1ケ月毎に怒濤の作品発表で、中良し兄妹は 8作目まで続きました。次の「恋愛規則」までに、中良し兄妹の流れをくんだ作品「姉ちゃんと俺。」、そして「おにいちゃんと私。」を発表してから、次のヒット大作の「恋愛規則」へと続いていきます。
この恋愛規則は3部作で、このあたりでm&u（エムアンドユー）さんの描写技術も落ち着いてきた感じがします。
恋愛規則ヒロイン：八神まり
恋愛規則ヒロイン：姫野ゆり
この恋愛規則もめちゃめちゃ面白くてエロくて良く出来た3DCGエロ漫画ですが、すでに3DCGのハイクォリティエロ描写は完成されているように思います。
今作「ヒメカノ3」では、ヒロイン描写にやや変化があり、少しメイク濃いめの描写になっています。
これに関しては、賛否が分かれましたが、これもm&u（エムアンドユー）作品と理解して楽しみ、そしてヌケました。SEX描写が素晴らしいですから♪
3DCG描写に話しがいきがちですが、このヒメカノシリーズは、ストーリーも奇抜でよく練られていると思います。ヒメカノ3～ッヒメカノアフターになると、かなりごちゃごちゃに なってきますが、それなりに面白いです。
前作ヒメカノ2の最終貢で、怜奈がオナニーをする時にオカズにする男は「四郎」だとてっきり思い込んでいたブサメン四郎。しかし、怜奈の口から出た言葉は 四郎ではなく洋介でした。
まぁ、この辺りは、ヒメカノのメイン登場人物は4人しかいないので、容易に想像は出来ました。
が、問題は、洋介と怜奈は兄妹である、という所です。
しかし、近親相姦はm&u（エムアンドユー）作品の登記分野。デビュー作である中良し兄妹では、近親相姦大絵巻でしたから。となると、このヒメカノも3にして 洋介と怜奈の近親相姦の方向に行くのか？と思いましたが、さらにもうひとひねりされています。
四郎と怜奈、日和、そして洋介の関係はどうなっていくのか？では、ヒメカノ3を見ていきましょう。
前回までのあらすじは、上の画像の通り。今回はまともに書かれてますね。
怜奈を調教し、完璧に四郎の虜になったと勘違いしていた四郎は、この怜奈の言葉に大ショックをうける。
それから再び引きこもりになり、連絡がつかなくなった四郎を心配する洋介は、怜奈を連れて四郎の部屋を訪ねる。
部屋にこもり、パソコンでチャットにハマッていた四郎。洋介はしきたりの件の返事がそろそろ聞きたいと伝えるが、 怜奈が洋介を想っている事を知っている四郎。さすがに「近親相姦は世間が許さない、オレにしとけ」と怜奈に絡む。
絶対的に四郎を嫌う怜奈はキれ、「･･･触んな。ブサイク。」と、絶対にキレさせてはいけない四郎を怒らせてしまう。
いったんキレると、暴走が止まらない四郎は、四郎に吹き矢で眠らせ怜奈に襲いかかる。自分でもわかっているが、どうしても自制出来ず後悔する四郎。 本当は惚れてる怜奈にどんどん嫌われていくとわかっていても。
そして、怜奈に言われてしまう。「アンタなんか･･･」「大嫌い･･･ッ」と。
翌日。四郎はキレやすく暴走する性格をどうにかしたい、と日和に相談する。そこで、日和が四郎に暴言を吐いたり、冷たい態度を出し我慢出来るように、と特訓が始まる。
「触らないでよ、おやじ」「なんか魚臭いし･･･」と日和が特訓を始めた途端、キレ出し日和に襲いかかる。
日和は四郎が好きなので、怜奈のような犯しはなく、そのままエッチに突入。
ある日。一人でいる怜奈。身体が火照っているのか、マンズリをしようとした時、洋介が部屋に入ってきた。そして怜奈に襲いかかってきた。
兄であり、いけない事と抵抗するが、心ではすでに「好き」でり、遂に洋介のチ◯ポを受け入れてしまう怜奈。
しかし、やけに乱暴なSEX。ふと顔を見ると、それは洋介ではなく、四郎だった･･･との夢を見た怜奈。
どうしても嫌いな四郎と別れるべく、怜奈はあえて嫌われるようにする為、淫乱な女を演じようとするが、すぐに四郎に見破られ、また生チ◯ポで犯されてしまう。
遂に怜奈は泣きながら「も･･もう･･･うんざりよ･･･」「なにもかも･･･」
本当は好きだった怜奈を泣かせ、本当に嫌われてしまった四郎。そんなある日、洋介から電話が入る（この時も四郎は日和とエッチの最中）
ここでまた新しい事実を知る。
●洋介「怜奈がしきたりを破ると言っている」
●四郎「しきたりを破るとどうなるんだ？」
●洋介「この事は怜奈も知らないんだが･･･しきたりを破ると、怜奈は外の人間と関係を持てなくなってしまうんだ･･･」
「つまり、決められた相手と強制的に結ばれる事になる･･･」
●四郎「その決められた相手とは、誰なんだ？」
●洋介「･･･俺だ･･･」
●四郎「何言ってんだお前･･･お前ら兄妹だろ？」
●洋介「実は俺は養子なんだ。」
あらたな事実を知った四郎は、惚れた女の幸せを願って、なんとか怜奈にしきたりを拒否するよう、全てを伝えたのだが、まったく信用しない怜奈。
最後の手段、と四郎が思いついた事は、怜奈を徹底的に犯し、嫌われ、しきたりを拒否するように仕向ける事だった。
そして遂に怜奈はしきたりを破る事を選ぶのであった。
一方、四郎。惚れた女＝怜奈＝との別れがあっても、日和とSEX。しかし、男泣きで。
最終貢の意味はよくわかりませんでした。ただ、ヒメカノ、ヒメカノ2での最終貢には「つづく」と書かれていましたが、このヒメカノ3では「おしまい」 と書かれていたので、「ん～、何とも意味不明な終わり方かな？」と思っていたのですが、なんと更に「ヒメカノアフター」へと続くんです。
作者m&u（エムアンドユー）さん自信がこのヒメカノに対し不完全燃焼だったのかもしれません。これ程の大作になれば、わかる気もします。
多少メイク塗りが濃くなったとは言え、少しふくよかになったヒロイン＝日和／怜奈＝もエロくて可愛くてヌケたヒメカノ3でした。
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♣2016年1月29日FANZA配信開始
♣全140ページ3DCGオールカラーエロ漫画
♣ヒロイン描写が少し変わったが、これはこれとして、やっぱりエロくて勃起、ヌケた
♣ブサメン主人公、めちゃくちゃながらも、少しの男気もあり、許せるかも
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ヒメカノ3感想
ヒメカノシリーズも大詰め。このヒメカノ3でシリーズが終わる。しかし、何か終わり方が中途半端と言うか不完全燃焼かな、と思いました。 ここまで良く考えられたストーリー展開（かなりぐちゃぐちゃ感はありましたが）の割には、終わり方が「ん？？？」でしたね。 そう思っていたら、このヒメカノ3の発売よりおよそ1年後に、ヒメカノ総まとめ的な「ヒメカノアフター」が発表されるんですね。作者m&u（エムアンドユー）さんも、 きっと「これじゃ、不完全燃焼でいかん」と思ったかどうかはわかりませんが、何とか解決してくれています。
キレやすくすぐ暴走する主人公のブサメン四郎。一見無責任でウザいキャラに思えますが、反面男気な所もあったり。m&u（エムアンドユー）作品には、このタイプ の主人公が良く登場し特徴的です。
四郎と怜奈の関係はよくわかったのですが、四郎と日和の位置関係は、まだハッキリと描かれていません。これは、最終章のヒメカノアフターで明らかになります。
ヒメカノブームが収束し3年以上経ちますが、あらためて読み返すと、今まで気がつかなかった発見等もあり楽しいです。と共に、m&u（エムアンドユー）さんの作品の 素晴らしさには、あらためて驚く今日この頃です。
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